家族や知人、仕事場の同僚など身近な人にはまず打ち明けられない悩み、苦しみをブログに記す事で少しでも考えや気持ちを整理する事が出来れば思い、記事にしました。
トラウマや依存症についてのテーマを取り上げようと思ったきっかけは自己分析を行った結果、ソシャゲー廃課金・借金の本質は依存症にあるのではないかと改めて感じたからです。そして依存症は過去のトラウマとも強く結びついているのではないかと思うようになりました。
依存症・トラウマを克服しないと資産形成に至らないのではないかと考え、しっかりと学びたいと思い、以下の本を読みました。
今回少し御紹介を出来たらと思います。

最後まで読み終わった感想から率直に申し上げますと、乾いた心の砂漠に水が通っていくような感覚を受けました。直接カウンセリングを受けているような気持にさえなり、自分でも潜在意識にも気付く事が出来ました。素晴らしい本でした。
学んだ事だけで満足してしまうのは勿体ないと思い、最終的に自分に直接置き換えてみたいと思います。
自己を振り返ると一番辛く感じるのは過去のいじめ体験が毎日、日に何回も事あるごとにフラッシュバックされる事です。いじめについては中学2-3年の2年間に受け、更に高校2-3年の2年間はいじめっ子グループのメンバーとまた同じクラスになり、特定のメンバーから嫌がらせを受けていた形になります。
20年以上前の事なので出来事の全部は覚えていませんが、断片的に自分の存在を否定するような発言や物言い、蔑んだ笑い声や表情や周囲の反応などが思い出されます。多感な時期でもあり、よりそれが深く心の傷として残ってコンプレックスを形成していると思います。それが鮮明に思い出され今も同じような扱いを受けているような錯覚さえ起こします。
繰り返されるのが辛く感じますし、自己肯定感を未だに持つことが出来ない一因になっていると思います。虐められている自分も嫌で更に辛さへ拍車がかかっています。
本のエピソード紹介の中に自分と同じように苦しんでいる事例があり、『地獄へのタイムスリップ』という表現が使われておりましたが、自分としても非常にしっくり来る表現でした。
トラウマと依存症がなぜ結びついているかというと、トラウマは生活や仕事で強いストレスを感じた際に一緒に想起されます。かなり強いストレスを感じるので、打ち消すために刺激が強いガチャや、自己肯定感を得るために課金して強い架空の自分を作ろうとしていたのだろうと自己分析しています。
本を読むまではゲームそのものに中毒性があると思っていましたが、行為依存であるため本来そこまで中毒性が高いものではなく、根底にある依存症や劣等感にリンクしているのではないかという事でした。
本を読んで気持ちが救われた部分がありました。
依存は絶対悪ではないという事です。皆、大なり小なりそういった部分はあり、それによって心が救われている部分もあるため、今まで生きて行く上で必要であったという解釈も出来るそうです。ただ、それが過度になり実害を及ぼすレベルになると『依存症』の診断に至り、様々な治療の対象となりえるそうです。自分の場合は既に異常な課金を行い、借金まで作っているので『依存症』に該当していると感じました。でも、今まで何とか鬱病も発症せずに医師として今まで働き続けて来れたのは多大な代償と引き換えだったのかもしれません。
では、どうやって治療するのか。急に依存対象を避けるのは治療にならず一時的にやめれたとしてもまたすぐ違う対象を探し、再開してしまうそうです。依存症から抜け出せない大きな要因としては『孤独』があるので、治療としてはハームリダクションを行いながら自助グループを形成しつつ励ましあっていくことが望まれるとの事でした。
もしくは健全な『依存先』を先に探して没頭するのも良いらしいです。著者たちも何らかの依存症は抱えつつも執筆活動や講演会活動に精を出すことでギャンブルなどの依存から抜け出せたと語っておりました。
自分に置き換えるならば、自助グループにいきなり参加するのは知人や家族の目もあるため現状難しいのでブログに書き留める事で同様な悩みを抱えている方々と繋がり、最終的に励ましあう事が出来たら良いなと考えています。
またフラッシュバックについては、自己肯定感が鍵になってくると思うので、ダイエットによる体型維持や借金を返済していく事で得られる自己肯定感を盾に乗り越えていきたいと思っています。
他の依存先としては、ジムでのトレーニング・サウナ・読書等が今凄く心地よく感じるので健全な依存先として継続して取り入れていきたいなと思っています。
最後まで読んでくださった方がいらっしゃいましたら、有難うございました。
今後、メンタルヘルスケアを学び自分の心を守れるようになっていきたいと思います。